Saturday, July 14, 2007

今回は、クレジット業界について

クレジットとは、信用取引のことです。
いわゆる担保による融資ではなく、個人の信用に基づき決済・取引の仲介を行います。
多種多様な業者がクレジットカード発行・運営業務を行っています。
これら業者の総数は18業種程度になるそうです。
これら多種多様な業者の参入には、理由があります。
カード業界初期の、経済産業省による、消費の底上げを狙う思惑がありました。
クレジットカードとは、購入した現物は先に手に入りつつ、後払い・分割払いができる仕組みです。
これなら、商品が購入しやすくなり、消費が刺激され、経済が成長し、税収の増加も期待できる、という発想です。
また、クレジットカード導入期には、銀行法よりも貸金業法に基づく融資業務として、つまりより法律上の成約が少ないために、クレジットカード業界に参入した会社もあります。
費者ローン専業のキャッシング業者なども、クレジット業者といえます。
大きく分けると、銀行系クレジットカード、信販系クレジットカード、マイカーローンなどの商品月賦、消費者ローン専業のキャッシングカードなどがあります。
近年では、消費者ローン専門のキャッシング会社なども、独自にマスターカードなどのクレジットカード発行を開始しています。